最高に美味いガーリックライスの作り方!

今回はガーリックライスに挑戦する。この4月から私は無職となり絶賛節約中である。日用品の歯磨き粉は献血で血と引き換えに支給され、食料は飼っている鶏の卵を配り回り、物々交換をして手に入れている。

と言っておきながら、外食に行ったりする「なんちゃって節約」なのだが、豊満な体形を維持するのに欠かせないカロリーな為、必要経費である。許してほしい。

今回、ご近所さんに卵を献上することで、ニンニクを手に入れた。畑で自家栽培している一級品だ。日ごろ食べている中国産の安い奴とは比べ物にならないくらい固くしっかりしたフォルム。期待できる。

本日は贅沢に牛肉を使用する。無職になり、祖母の買い物に車を出すようになった。そのお礼としてスーパーの特売品を買ってくれたのだが、いかんせん特売。脂身が多く肉質が固い。

しかし、今回はむしろ好都合だ。こいつを細かく刻みポテンシャルを存分に引き出してやることとする。

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調理開始!

早速、調理に取り掛かる。卵はもちろん家で飼っている鶏から授かったものを使用する。自然の恵みに感謝しながら、いただくことにする。

……とんでもない卵の割れ方に動揺を隠せないが、黄身と白身の新鮮さが見受けられる。よって手づかみでリカバリーできたのは不幸中の幸いだろう。

卵に火が通ったら、別皿にとっておく。

牛肉を細かく切っていく。細かく切ることで米との絡みを良くし、旨味である脂を余すことなく米に移すためである。それにしても固い。

牛肉を切ってから気づいたが、先にニンニクを切るべきだったと反省している。ぬるぬると切りづらいったらありゃしない。しかし、このニンニクのみずみずしさは何だ?まるで梨のようだ。

切っていくうちに、ニンニクの香りが広がる。明らかに普段使っている中国産の1kg300円くらいの安物ニンニクとはレベルが違う。これは期待できる。

まずはニンニクに火を通していく。とてつもなく良い香りが部屋中に広がる。しかし、食事をとらない人間が嗅いだら、強烈なニンニク臭に悶絶するだろう。換気扇を最強クラスに設定し、調理を続行する。

ニンニクが透き通ってきた段階で、牛肉を入れて炒める。とんでもない量の脂が染み出している。これを米と絡めて全部いただくと考えると、いささか罪悪感が残る。

しかし、ガーリックライスを食べる時点で、健康という概念は一度忘れるべき不純物なのである。

牛肉に火が通ったら、米を入れる。今回使用するのは、炊き立てではなく、タッパーでとっておいたものを使用する。水分が良い感じに抜けており、硬さを感じる米だ。しかしその方が、炒め物には良い。

パサパサに乾燥してしまった卵も入れる。牛肉の脂ですぐにしっとりとすることだろう。

米をほぐすように、炒めていく。もたもた炒めて混ぜ過ぎてしまうと餅みたいになってしまうのがジャポニカ米の難点だ。私が食べるのは、ライスでありご飯ではない。早急に仕上げていく必要がある。

味はシンプル路線で行くこととする。良質なニンニクの邪魔をしないように最小限の調味料で済ませることにする。塩コショウを少々。

IHは、フライパンの中心から温まるので、醤油を中心に入れることで、焦し醤油の風味を付けていく。

これにて完成だ。しかし、ビジュアルが物足りない。視覚的に食欲に訴えかけてくる何かが足りないのだ。あまりにもシンプル過ぎる見た目だ。

よって小葱を入れることとする。包丁は肉の脂で使えない為、ハサミを使用する。こういったことからも段取りの悪さが露呈しているが、自己嫌悪に陥っている時間はない。出来立てを素早く頂く。炒め物の鉄則である。

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完成!絶品ガーリックライス!

これが本当の完成である。 このビジュアル。そして、ニンニクと醤油の香りが食欲をそそる。ネギは万能食材である。とりあえず、完成した料理の上に刻んだネギが鎮座していれば、どんな料理でもそれらしく見える。

そして食べてみる。美味い。今まで作ってきた自炊料理で一番うまいのではないだろうか。調理技術を全力でカバーするニンニクのポテンシャルの高さ。もはやニンニクの性能に頼り切った感が否めない。

止まらない。無職になってニンニクの臭さを気にせず食べられるのは唯一の良さだ。それ以外は目も当てられない生活をしているが、今は考えないこととする。

「無職になったのは良いものの、やりたいことが多すぎて、器用貧乏になってしまっている」とか、「変則勤務から抜け出し、規則正しく生きるかと思いきや、夜型人間になってしまい体重がむしろ増えた」など、雑味に他ならないのである。

近所のおじさんありがとう。そして祖母と鶏にも圧倒的感謝である。

濃厚な焼きめしの後は、スプライトで口腔内をすっきりさせる。正直、炭酸水の方が好きだが、無職で買う気にならないので貰い物のスプライトでフィナーレとする。ありがとう。無職は今日も貰い物で生きている。

とまぁ、たまにはこんな語り口調だったりしてみる。

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